よくある質問
Q、地域の学校の授業についていける学力は身につきますか?
心和学園では、いわゆるテストの点数や偏差値、集団に適応する能力は重要視していません。テストの点数や偏差値のような数値化できる能力よりも、意欲や好奇心、粘り強さや思いやりなどの数値化できない力の方が重要だと考えているからです。
自分の中にある素直な気持ちを感じて、自分はどうありたいのかを考え、そこから自分のしたいを探究することで、「考える力」や「交渉力」「創造力」「実行力」などの本当の意味での生きる力が育めると考えています。
公教育の基礎学習を全くしないわけではなく、本人自身がやりたい・必要だと思った時が最良のタイミングであり、一番吸収できる時だと考えています。スタッフはそのタイミングで学習に取り組んでいけるようにサポートしていきます。また机上の学習ではなく、探求学習・選択学習・生活の中などで体験を通した学びにより、多くの基礎学習の学びも習得できると考えています。
Q、不登校や発達障がいの子どもでも通えますか?
どんなお子さんでも、お子さん自身が「心和学園に通いたい」という意志があれば入学可能です。心和学園では、不登校のお子さんは、「学校に通わない選択をした子」発達障がいをもっているお子さんは「得意不得意の差がある個性的な子」という捉え方をしています。どんなお子さんでも、本人に適した環境さえあれば、天賦の才能を発揮できると考えています。
まずは、一度体験に来られてみるのをおすすめします。
Q、やることがなくて暇になることはありませんか?
どんなお子さんでも、自由な環境に行くと「何をやっていいか分からない」と言って戸惑うことがあります。しかし、心和学園では、何をやってもいいし・やらなくてもいい、というスタンスに立って子ども達と触れ合っています。大人がそうであるように、子ども達もパンパンになったスケジュールの中では自由な発想やアイデアは出てきません。自由な発想やアイデアは「余白」があって初めて生まれるものだと考えています。そのため、1時間目から6時間目まで、時間割がびっしりになっている学びのスタイルはとっておらず、あくまでも子ども達の自主性を大切にしています。
Q、とても自由な学校のようですが大丈夫ですか?
自由度が高ければ高いほど、自分の本当にやりたいことに没頭できる時間がある、と私達は捉えています。スタッフは、子ども達の活動をサポートするファシリテーターのような存在です。心和学園の理念の最初に「ありのままの自分で生きる」という言葉があるように、誰からもジャッジされない安心安全な環境では、子ども達が自分のリミッターを外して、思う存分に活動をし始めます。自分主体で1日のスケジュールを決められるからこそ、自分の行動に責任をもつこともできます。心和学園では自分の人生を自分で切り開いていく、たくましく生きていく子ども達を育てていきたいと考えています。
Q、行事はありますか?
定例行事は大人手動では考えておらず、子ども達の主体で行事を計画していく予定です。大人はそのサポートをメインで行ないます。また、日本に伝わる伝統的な行事や風習については、子ども達に伝えていこうと考えています。
Q、心和学園では、子どもを褒めないと聞いたのですが本当ですか?
私達は、子どもに対して過度に褒めたり、媚びたりはしません。それは、子どもの目的が「褒められるためにする」にすり替わってしまうからです。それよりも、結果に結びつくまでの「意欲」「気付き」「行動」を承認することを重要視しています。